関節リウマチってどんな病気？

監修：慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科 教授
金子 祐子 先生
免疫の異常により誤って体が自分の組織を攻撃し、関節に炎症が起こる病気です
関節リウマチは全身の関節の「滑膜（かつまく）」に炎症が起こる病気で、多数の関節に腫（は）れや痛みといった症状が現れます。
原因ははっきりとわかっていませんが、免疫の異常によるもの（「関節リウマチが起こる仕組み」参照）と考えられています。免疫が誤って自己の組織を攻撃してしまうことで炎症が発生し、滑膜を傷つけます。
関節リウマチが起こる仕組み

正常

ヒトには体内に侵入した病原体などを排除する免疫システムが備わっています。

免疫異常が起こると...

免疫に異常が生じると自分を守るはずの抗体や細胞が誤って自己の組織を攻撃してしまいます。
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一般社団法人 日本リウマチ学会 制作の「リウマチお困りごとチェックシート」です。
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