監修:慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科 教授
金子 祐子 先生
リウマチ治療には、家族や周囲の方のサポートが欠かせません。しかし、患者さんは家族に迷惑をかけたくない、大げさだと思われたくない、いわなくてもわかってくれるはず…と、なかなか家族に伝えることができていない現状があります。
ぜひ家族でひとつのチームとなって、治療に取り組んでいきましょう。小さなサポートの積み重ねが大きな力となります。
家族もリウマチについて学ぼう
関節リウマチへの理解を深めるためには、まずは病気を知ることがスタートです。
「お困りごと」を家族や周囲と共有しよう
どのように痛むのか、どんな時に困っているのかを共有しましょう。
家族で一緒に取り組みましょう
関節の動きを守る「リウマチ体操」を家族の習慣にしましょう。
"できる"を増やすサポートを
これまでできていたことができなくなると気持ちも落ち込んでしまいます。できるくふうを家族で考えたり、家族で役割を見直したりと、チーム一丸となってお困りごとを解決していく姿勢が大切です。