監修:名古屋大学医学部附属病院 整形外科 講師
浅井 秀司 先生
どの運動をいつ、何回行うかは、医師・看護師・理学療法士に相談しましょう。
手を水平にして、小指側へ曲げたり、親指側に曲げたりする。
テーブルにひじをついて、手のひらを上にして上げ下げする。
テーブルにひじをついて、腕をまっすぐに伸ばしておろす。
手の甲とひじをテーブルにつけ、そのまま腕を回転させる。
ひじを曲げ肩を内側に回す。
ひじを曲げ肩を外側に回す。
手のひらを内側にして肩の上から指先を背中の下に向けて下げる。
次に手のひらを外側にして、下から肩に向かって指先を上げていく。
イスに座り、片脚を伸ばしたまま床と平行になるまで持ち上げる。
その状態で5~10秒静止し、ゆっくりおろす。反対側も行う。
仰向けでひざを曲げながら、脚を上げる。
反対側も行う。
関節リウマチでは関節に負担をかけず、筋肉を鍛える運動(等尺性運動)もおすすめです。
むりのない範囲で、取り入れましょう。
仰向けで、タオルや枕をひざの下に置きそれをつぶすようにおさえてゆっくりとひざを伸ばす。
仰向けで両脚を輪になったひもに通し、ひざ上のあたりに輪がくるようにする。
両脚を左右に広げ、ひもが突っ張るような方向へ力を入れる。
●痛みが出たらすぐにやめましょう
●むりなく動かせる範囲で行いましょう
●少しずつ続けることが大事です
●翌日まで痛みが残る場合はやりすぎなので体操量を調整しましょう
●安静時間もつくりましょう。からだを動かす時間と安静にする時間を決めて、1日のリズムをつくるようにするとよいでしょう