先生からのメッセージ

関節リウマチが悪化してしまう要因を知り、適切な治療を

  • 経堂リウマチ膠原病内科 院長
Katsuyama Naooki
勝山 直興先生

関節リウマチが悪化する要因を把握することが治療の第一歩です

 関節リウマチは適切に治療をすることにより、症状が改善し、徐々に通常の生活を送れるようになっていきます。症状が落ち着いたら、患者さんの希望やライフスタイル、経済面を含めてご相談しながら治療方法を決めていきます。治療方法はご希望によって適宜変更できますので、いつでもご相談ください。

 当院では、お仕事をされている方もご来院しやすいよう、土日も診療を行っています。また、患者さんにも安心して治療を受けていただけるよう、患者さんの希望にできる限り寄り添う診療を心がけ、メールでのご相談にも対応することで、診察室以外でもサポートを行っています。

 関節リウマチの症状は安定している時と不安定な時があり、一定の症状でないことがあります。症状のコントロールにおいて重要なのは、いつ痛みが出るかを把握することです。痛みが出た場合、それまでの生活を振り返ると症状悪化の要因が特定できることがあります。例えば、睡眠不足や忙しくなると痛みが増す、腫れてくるという方は多いです。紫外線の強い時季に痛みが出やすいという患者さんもいます。悪化要因は人それぞれですので、その要因を把握して改善したり、主治医と相談して適切な治療をすることが大切です。

口内炎、靴擦れ、巻き爪なども関節リウマチを悪化させる要因になります

 関節リウマチの治療では免疫を抑制する治療薬を使用することがあり、感染症への注意が必要です。風邪やインフルエンザはもちろん、口内炎や靴擦れ、巻き爪などの炎症にも注意が必要です。1週間以上炎症が改善しない場合は、関節リウマチの専門医にもその旨をお伝えください。リウマチ治療薬の一時中断や減量を行うことで治癒を早められることがあります。

勝山 直興先生

関節リウマチは周囲の人々に理解されにくい病気です

 関節リウマチは本人の意思や行動とは無関係に発症してしまう自己免疫疾患で、周りの理解を得にくい病気です。関節の痛みや腫れで朝起きられなかったり、動けないといったことも症状の1つです。ご家族や周囲の方々は関節リウマチをご理解いただき、患者さんが適切な治療を受け、通常の生活を送れるようにサポートしていただきたいと思います。

勝山 直興先生
勝山 直興先生

勝山 直興

2004年聖マリアンナ医科大学医学部を卒業し、琉球大学病院・豊見城中央病院初期臨床研修センター研修医。2006年聖マリアンナ医科大学リウマチ膠原病アレルギー内科助教。2011年同大学横浜市西部病院医長。2015年世田谷リウマチ膠原病クリニック経堂院長。2023年同クリニック新宿本院院長を経て、現職。

経堂リウマチ膠原病内科

病床数:なし
所在地:東京都世田谷区経堂1丁目26-12 MSビル経堂2階

取材:2024年

※所属および掲載内容は、取材当時のものです。

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